「楽天モバイルって本当に安くなるの?」
「楽天モバイルに乗り換えるメリットは?」
いま、近年登場した格安SIMに乗り換える動きが注目されています。
そんな中で、
先日10年以上利用してきたソフトバンクから乗り換えた僕が
楽天モバイルのメリットとデメリットについてをお話しします。
それではいきましょう!
楽天モバイルってなに
楽天モバイルは以前まで格安SIMとして運営してきましたが
今では自社回線を持ち、他の3大キャリア(docomo、au、SoftBank)と並んで4つ目の大手キャリアとして
熾烈な価格競争真っ最中のいま注目の通信キャリアです。
現在、楽天モバイルで提供されているプランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の1つのみで
2021年の4月にこのプランが発表されてからはさらにユーザーにお得な料金体系になりました。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
2021年4月1日からスタートしたRakuten UN-LIMIT Ⅵの最大の特徴は料金の仕組みにあります。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵは
1GBまでの使用だと、基本料金が無料になります。
また使用量が
1GB〜3GBでは980円
3GB〜20GBなら1,980円
20GBからは無制限で2,980円で利用できるというものです。
普段あまりネット通信をしないような
月に数GB程度しか人利用しないから
月に50GBも100GBも利用するようなヘビーユーザーにもお得な料金になっています。
楽天モバイルは今現在も対応エリア急速に拡大中で
もしも対応エリア外での利用になる場合にはパートナー回線(au)に自動的に切り替わります
その際には月5GBまでの利用が可能になり、最大数を超えると速度制限がかかります。
※楽天モバイル対応エリアでは高速通信のまま。
楽天モバイルのメリット、デメリット
新参者の楽天モバイル
料金がお得だから即決で乗り換えるべきかと言えば
それは待ってください。
乗り換える前に
あなたの今のスマホ環境に合うかどうかを
次のメリットとデメリットとで照らし合わせながら考えてみてください。
楽天モバイルに乗り換えるメリット
楽天モバイルに乗り換えた僕が実際に体感したメリットはこのようになります。
楽天モバイルのメリット
- 通信費の節約になる
- 通信可能量を気にしなくなった
- 楽天経済圏の利用でもらえるポイントが大量
一つずつお伝えします。
通信費の節約になる
まずはやっぱりこれですね。
僕は元々ソフトバンクを10年以上も利用してきました。
その前はdocomoを利用していて、
日本でもiPhoneが発売され始めて
当時はソフトバンクがキャリア独占していたから渋々乗り換えたのを覚えています。
ソフトバンクを利用していた頃は
数ヶ月に1回ペースで契約プランの見直しをして
その時の最安プランをいつも維持するようにしていました。
それでも楽天モバイルのような格安料金には一度もなったことないですw
いまの他の3大キャリアの料金体系で比較すると
通信料を半分くらい節約できます。
実際僕がそれくらい節約できました。
通信可能量を気にしなくていい
僕にはこれが楽天モバイルにした最大の決定打でした。
他の3大キャリアから派生したブランド(ahamo、povo、LINEMO)には通信量の制限がありますが
楽天モバイルは通信量が無制限なんです。
3大キャリアブランドとの比較
(スマホは横スクロールできます)
キャリア | 月額基本料金 (税込) | 最大データ通信量 |
ahamo | 2,980円 | 20GB |
povo | 2,728円 | 20GB |
LINEMO | 2,728円 | 20GB |
楽天モバイル | 0円〜3,278円(従量課金制) | 無制限 |
20GBまでは段階的に料金が決まってきますが
僕は毎月50GBの通信量をすぐに使い切ってしまうようなヘビーユーザーなので
楽天モバイルの通信量無制限なのは本当に嬉しいです。
僕は外でスマホからテザリングしながらPCを使うので
通信可能量を気にしなくてよくなったことで
作業に集中できるようになりました。
楽天経済圏の利用でポイントが大量
これは楽天ユーザーにはとても嬉しいメリットですね。
月々のスマホ代からも楽天ポイントがもらえるようになるし
スマホ代を楽天ポイントで支払うこともできるので
楽天経済圏(楽天が提供するサービス)を利用している人にとってはかなり重宝されるのではないでしょうか。
ちなみに僕はたまに楽天市場やラクマを利用する程度で
ほとんどの買い物はAmazonでしたw
でもこれを機に買い物する場所を楽天に変えてみるのもアリだなと思っています。
また、楽天モバイルに新規加入すると
今なら最大で25,000円分のポイントがもらえるので
このキャンペーンに乗っかるのも良い手ですよね。
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楽天モバイルでのデメリット
ソフトバンクから楽天モバイルの乗り換えて
僕が「ここなちょっとなぁ…」と感じたことはこんな感じ。
楽天モバイルのデメリット
- 楽天モバイル対応エリアが限定的
- 屋内に入ると電波が悪い時がある
この2つについても説明していきます。
楽天モバイル対応エリアが限定的
これはたしかにデメリットなんですが、
でも将来的にはカバーされると思っているので今だけのことだろうと考えています。
楽天モバイルの対応エリアはここで確認できるのですが
全国的に見るとまだカバーできていない部分も多く感じます。
ただ、僕は楽天モバイルへの乗り換え検討は半年くらい前にも考えていて
その時に見た対応エリアマップでは東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府など
一部の都市部でしか利用できないようなものでした。
でもこの半年間でここまで対応エリアを急速拡大させているのを見ると
これは今後が期待できるサービスだと考えることもできます。
なのであなたが住んでいる地域がまだ対応エリア外なら
今はちょっと様子見しておいて
定期的に対応エリアをチェックしてみると良いかもしれません。
屋内に入ると電波が悪い時がある
これはどのキャリアでも起こるものですが
トンネルだったり、屋内、地下に入るとどうしても電波が弱くなってしまいます。
ただ、楽天モバイルの場合は
まだエリア拡大中の最中ということもあり、
楽天エリア内でもパートナー回線に繋がってしまうことがあります。
これの対応策として楽天モバイルでは
屋内用の4G基地局としてRakuten Casaの提供を開始しました。
よくよく思えば昔、スマホが流行り始めて、無料Wi-Fiが普及し始めた頃にも
こんなのがあった気がします。
なのでこれも楽天モバイルの人口カバー率がもっと高くなれば
必要なくなる悩みだと思っているのであまり気にはならないです。
ただ、どうしても常に高速通信したいんだ!という人には
いますぐには乗り換えをおすすめはできないかもしれません。
まとめ
乗り換えで節約できる人はまだ限定的
僕の場合はソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることで
相当な通信費の節約になりました。
でもこの節約を今すぐ全員ができるかと言うとそうでもない気がします。
なぜならやっぱり「まだ成長中のキャリア」だから。
僕は住んでいる地域が楽天モバイルの対応エリア内で
楽天モバイルの恩恵をフルに受けることができますが
まだ対応エリア外に住んでいる人の場合だと
ただ不便になるだけなんじゃないかなーと思います。
なので乗り換えを考えるなら以下のことを判断材料にしましょう。
- とにかく通信費を安く抑える
- 住む地域、活動エリアは楽天モバイル対応しているか
- まだ通信速度が安定していない
- 楽天市場などの他の楽天サービスを利用している
これらから考えてみると
楽天モバイルに乗り換えるべきかどうかがわかると思います。