突然ですが、あなたは今までに
”教える”というスキルを学んだことがありますか?
例えば、
子供に算数を教えたり、後輩や部下に仕事を教えたりと
人によってはいろんな場面で”教える”ことがあると思います。
でも、
誰かに教えるために”教えるスキル”をちゃんと学んでいる人は多くありません。
なので今回は”教えることの本質”を解説していきます。
参考にした書籍はこちら
参考
それではいきましょう!
”教える”とは
私たちはプライベートでも、仕事でも
日常的に”教える”という言葉を使っています。
- 勉強を教える
- 仕事を教える
- 料理を教える
また、
- 人に何かを教える
- 誰かに何かを教えてもらう
といったように”教える”というのは日常生活の中にたくさんあります。
教える基本
”教える”ということをもっと具体的に言葉で表すと
”学び手に身につけてほしい考え方や、できていない行動ができるようにすること”
また、
”相手の間違った行動を正す”というのもあります。
そして教えることで気をつけておきたいのが
”ただ答えを教えればいいわけじゃない”ということです。
例えば子供に足し算を教えていて
「3+4は7」という事実を教えればいいわけじゃなく
なぜその答えが「7」になるのかを理解させることが”本当の教える”なのです。
教えるのが上手い人、下手な人
これは結論から言うと
教えるのが上手い人は”教えることの目的がはっきりしている”ことです。
その逆に、
教えるのが下手な人は
教える目的がはっきりしておらず
相手に理解してほしいことの表面しか伝えきれていないのです。
先ほどの、
子供に3+4は7になるという事実しか教えられていないのと同じです。
では教えることの目的とはなんなのでしょうか?
それは、
相手が今までにできなかったことや
間違ってやってしまっていることを修正して
自分の力でできるようになってもらうこと。
これが”教えることの目的”です。
教える人はこのことに気をつけておかないと
せっかく教えても理解してもらえず、
ただの”教えたつもり”になってしまいます。
教えるステップ
人に教えるときに効果的な方法をステップで紹介します。
人に教えるのに有効な方法
メモ
- 伝える
- 実行する
- 行動させる
この3つです。
まず、1つ目に
今から相手に
「何をしてほしいか、何を学んでほしいか」をできるだけ具体的に伝えます。
そして2つ目に、
その教えたいことを
まずはあなたが実際にやって相手に見せてあげます。
最後に3つ目、
やって見せたものを今度は相手に考えながら行動させるのです。
大切なのは
これを相手が理解してできるようになるまで
何度も何度もこのステップを繰り返すのです。
さらに教えたことを実行した結果に対しては
指摘や指導するのではなく、
”なぜこのようなことをしたのか?”と
どういった思考でそうなったのかをこちらから理解していく姿勢も大切です。
まとめ
それでは最後にまとめです。
今回参考にした書籍のリンクを貼っておくので
さらに気になったら買って読んでみてください。
参考
今回のまとめ
教える基本
- ”教える”とは学び手に身につけてほしいことができるようにすること
- 教えるのは答えという事実ではなくその理由
教えるステップ
- 身につけてほしいことを”伝える”
- まずはお手本を”実行して”見せる
- お手本通りに相手に考えながら”行動させる”
- これらを何回も繰り返す