どうも、ちょびブログのちょびです
今回紹介する本は「アウトプット大全」です。
世の中には、
仕事ができる人とできない人がいます、
勉強ができる人とできない人もいます、
できる人とできない人は何が違うのでしょうか?
それは圧倒的に結果を出せる人ほど、
「インプット」よりも「アウトプット」を重視していることです。
たくさん本を読んだり、セミナーや講座に通ってインプットをしても
アウトプットをしない限り自己成長にはなりません。
本書は日本一アウトプットをしている精神科医の樺沢紫苑さんが
医学的な観点から脳の構造に合った
圧倒的に効果の出るアウトプット術を教えてくれています。
今回はそのアウトプットについてを重点的に紹介していきます。
それではいきましょう!
著者
樺沢紫苑/精神科医、作家
2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間の留学を経て
帰国後に、樺沢心理学研究所を設立。
色んなプラットフォームで累計40万人以上の人に精神医学や脳科学についてをわかりやすく伝え
「日本一、情報発信(アウトプット)する医師」として活躍している。
インプットとアウトプット
まず、本書について語るうえで
そもそもインプットとアウトプットとはなんぞや?
そこから説明していきます。
アウトプットの定義
インプットとアウトプット。
簡単に言ってしまえば
インプット=入力(読む・聞く)
アウトプット=出力(話す・書く・行動する)
こういうことになります。
インプットとは、脳に情報を入れ込むことで
アウトプットは、脳にある情報を外に取り出すことです
具体的にいうと
読書して知識を脳に入れることをインプット
読書で脳に入れた知識をノートに書き出すことをアウトプットとなります。
インプットすることで新しい知識や経験を得ることはできますが
それだけでは自身の現実世界は何も変わりません
知識から得たもので何かしらの行動を起こすこと、つまりアウトプットをすることで
初めて現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです。
本書では、このアウトプットで現実世界を変えることの素晴らしさを伝えています。
アウトプットの特徴
インプットとアウトプットの大きな違いはなんでしょうか?
それはアウトプットが「運動」であるということです。
アウトプットするとき、人は運動神経を使って、筋肉を動かし
口を動かして話したり、手を使って書いたりと
アウトプットでは必ず運動神経と筋肉を使います
これを「運動性記憶」といい、一度覚えたらその後はほとんど忘れないという特徴があります。
たとえば、子どもの頃に練習して乗れるようになった自転車も、
数年後に久々に乗っても普通に乗れてしまったりと、
自転車の乗り方を忘れてしまうなんてことはないですよね。
本書では、これらを脳のメカニズムから解説してくれていますが、
ややこしく、難しくなってしまうので割愛します笑
運動性記憶では体を動かすことで、一度覚えたら忘れにくい特徴があるということです。
その逆に、「意味記憶」というものがあります
これは本の内容を読んで覚えたりする、いわゆる「暗記」です
意味記憶はなかなか記憶に定着しづらい特徴があります。
それら意味記憶には「行動(書く・声に出す)」を加えることで、
運動性記憶に変えることができます
何か覚えたいことがあるなら、ぜひこの「行動するアウトプット」を意識してみてください
真の意味で「身に付く」というものを実感できると思いますよ。