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【要約②】アウトプット大全/樺沢紫苑 アウトプットして忘れない

どうも、ちょびブログのちょびです

今回紹介する本は「アウトプット大全」です。


世の中には、

仕事ができる人とできない人がいます、

勉強ができる人とできない人もいます、

できる人とできない人は何が違うのでしょうか?


それは圧倒的に結果を出せる人ほど、

「インプット」よりも「アウトプット」を重視していることです。


たくさん本を読んだり、セミナーや講座に通ってインプットをしても

アウトプットをしない限り自己成長にはなりません。


本書は日本一アウトプットをしている精神科医の樺沢紫苑さん

医学的な観点から脳の構造に合った

圧倒的に効果の出るアウトプット術を教えてくれています。


今回はアウトプット大全についての記事第2弾になります

以前の記事を読んでいない人はぜひ読んでみてください!


それではいきましょう!

著者


樺沢紫苑/精神科医、作家


2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間の留学を経て

帰国後に、樺沢心理学研究所を設立。

色んなプラットフォームで累計40万人以上の人に精神医学や脳科学についてをわかりやすく伝え

「日本一、情報発信(アウトプット)する医師」として活躍している。

アウトプットテクニック


僕は毎日本を読んでいるからそんなに忘れるわけがない

そう思っていました。


でも実際に過去読んだ本をテキトーに選んでその本の内容を思い出してみたんです。


ええ、無理でした


なんとなくは覚えているけど、説明できるほど思い出すことはできませんでした

これはしっかりとアウトプットできていなかった証拠ですね。

忘れないためのアウトプット


たとえどんなに大切なことや、

思い出深いものだとしても人はいつか忘れてしまうものです

それは行動をともなったアウトプットをしたとしてもです。


昨日の晩ご飯は覚えている人は多いでしょう

では、1ヶ月前のランチは覚えていますか?


人の脳は「重要な情報」を長期記憶として残して、

「重要ではない情報」は忘れてしまうようにつくられています。


「重要な情報」とは、インプットした後に何回も「使われる情報」のことです

つまり、インプットしても何回も使わなければ、その情報はすぐに忘れてしまうのです。


ここでも脳のメカニズムを説明していますが、

このお話はすごく重要なので今回は説明させてもらいます笑


まず、脳にインプットされた情報は「海馬」という場所に一時的に仮保存されます。


その期間は2〜4週間です


その仮保存期間中にインプットした情報を話したり書いたりと、

何回もアウトプットとして使われることで、

脳は「これは重要な情報」と判断します。


そうすると、情報が海馬から「側頭葉」へ移動して長期記憶として脳に保存されるのです。


一度、側頭葉に保存された情報は忘れにくくなり、長期間覚えていることができます

ちなみに、忘れにくくなる目安の期間は2週間で3回以上アウトプットすることです。

アウトプットの黄金比


多くの人は「自分は勉強しているのに全然成長しない」と言って

過剰にインプットに集中してしまっています。


ではインプットとアウトプットの適切な割合はどれくらいが良いのでしょうか?


そこで著者は大学生を対象に勉強時間の

インプット(教科書を読む)

アウトプット(問題を解く)の時間配分の割合を調べたそうです。


その結果によると、インプットとアウトプットの平均的な比率は7:3だったそうです。


他にも、著者が開催したセミナーでも同じような調査をしたところ、結果はほぼ同じでした。


このことから学生も社会人も、

ほとんどの人がインプットを中心とした学習方法をとっていることがわかります。


じゃあこの方法が黄金比で正しい、、、というわけではなく

コロンビア大学の研究で、

100人以上の子どもたちに「ある本の内容を覚えて暗唱して」という課題を出しました。


その子どもたちには9分間の時間を与え、

インプット(覚える時間)

アウトプット(暗唱練習の時間)の時間割合をグループごとに変えて実験しました。


その結果として、最も良い結果を出したのは

インプットに全体の30%の時間を費やしたグループが高い正答率だったのです。


この実験からわかることは、アウトプットの比率は7割振り分けることです。


つまり、インプットとアウトプットの黄金比は3:7

インプットした時間の2倍程度の時間アウトプットしましょう。

アウトプットのメリット


ここまでアウトプットについて触れてきましたが

実はこのブログもこのアウトプットを目的として立ち上げました。


つまり、僕も読んでインプットした本の内容を、

意識的にブログとしてアウトプットしていたわけです。


なのでこれからのアウトプットのメリットについてはすごく共感できました。

アウトプットは成功の秘訣


アウトプットをすることで得られるメリットを6つ紹介します。


(1)記憶に残る

これはこれまでの話を聞けば分かると思いますが

インプットして仮保存しただけではなく、

何回もその情報を使っていくことで長期記憶に保存することで

記憶に残りやすくなります。


(2)行動が変わる

アウトプット(書く・話す・行動する)こういったあなたの変化は全て運動であり行動です

どんどんアウトプットを重ねていくことであなたの行動は良い方向へ変化していきます。


(3)現実が変わる

あなたの行動が変わることで、身の回りの人たちにさまざまな影響を与え

人間関係が円滑に、仕事の効率があがったりとあなたの現実世界が変わります。


(4)自己成長する

これは本書のテーマでもあります

インプットとアウトプットのサイクルを回すことで、確実に自己成長できます。


(5)楽しくなる

続けていると、アウトプットすることが楽しくなってきます

アウトプットをすることで人からの信頼や良い評価を得ることにつながり、

それがモチベーションになって、

またアウトプットしたくなるというループが生まれます。


(6)圧倒的な効果を感じられる

これまでのメリットを感じつつ、客観的に振り返ってみると

自己成長は進み、身の回りの現実世界は充実し、仕事も人間関係も良くなり

あなたのアウトプットは人生を楽しく、豊かなものにしてくれるでしょう。

つまり、人生を成功に収めたければアウトプットするしかないのです。

さいごに


今回は以上になります

この本を読んだことがある人は分かるかと思いますが

実はこれ、まだ本書の序章の序の部分なんです笑

この記事ではアウトプットの概要についてしか触れていませんが

実際にはもっと具体的に記憶に定着させるメソッドやアウトプット例なんかを解説してくれています。

全部を紹介することは無理だし、かといって中途半端になるのも嫌だったので

今回はアウトプットとはなんぞや?というところだけに絞って記事を書きました。

なので、続きが興味のある人はぜひ手にとって読んでみてほしいです。


僕はこの本に出会えたことで、

ブログがもっと楽しくなったし、

もっとなにかやれそうな気がしてきました。


アウトプットをして自身の現実世界を変えていきましょう!

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